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奈良の外壁塗装業者が解説!代表的な塗料であるラジカル塗料について

2020.05.19
 外壁塗装をする際には、その塗料選びが悩ましいかもしれません。
あまり聞いたことのない塗料もいくつかあり、ラジカル塗料はその一つによく挙げられます。
メリットを把握して、どの塗料を選ぶのかを判断したいですよね。
今回は、ラジカル塗料の特徴について奈良の業者が解説します。
 
 

□ラジカル塗料とは何かについて

 
外壁塗装では、これまでシリコン塗料がシェアの8~9割を占めていました。
このシリコン塗料の牙城を崩したのが、2012年に発売されたラジカル塗料でした。
ラジカル塗料は、高緻密無機シールド層と呼ばれる機能を備えているものを指します。
多くの塗料は、樹脂に由来した名前が付けらますが、この塗料は機能面からきているのです。
ラジカルとは、樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギーによる塗膜の劣化のことを指していて、塗料を作る際に酸化チタンと呼ばれる白色の顔料を使いますが、これに紫外線があたることでエネルギーが発生することを押さえておきましょう。
このエネルギーは、塗料の樹脂に損害を与えるため、塗膜が傷み、徐々に機能を失うのです。
ラジカル塗料は、このラジカルを抑制する機能を持っていて、結果的に、汚れにくく劣化を防げるのです。
耐用年数は12~15年ほどが目安だと推定されています。
現時点ではシリコン塗料よりも高価ですが、今後価格が下がるとより主力になる存在でしょう。
 
 

□ラジカル塗料のメリットについて

 
大きなメリットとして挙げられるのが、チョーキング現象が起こりにくいことでしょう。
チョーキング現象とは、塗膜の一部が脱離して表面上に浮いてくることを指します。
外壁を指で触った時に粉が付いた場合には、この現象が起こっているのです。
防水性が無くなるだけではなく、艶を失うきっかけとも指摘されています。
この点で、チョーキング現象が発生しづらいラジカル塗料を使うことで、艶が長持ちし、汚れを防ぐことが期待できるのでしょう。
また、防カビ性・防藻性に優れているのも特徴です。
風通しの良くない場所や太陽が当たらない北側でも、効果が期待できます。
そして、相性が悪い下地が少ないため、あらゆる種類の外壁に塗装できるのは嬉しい点でしょう。
現時点ではまだまだ価格が高い印象が挙げられますが、耐用年数と比較すれば引けを取らない印象です。
 
 

□まとめ

 
今回は、ラジカル塗料の特徴について奈良の業者が解説しました。
樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギーによる塗膜の劣化を防ぐ塗料です。
様々なメリットが挙げられますので、しっかりと把握して検討しましょう。
 
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